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 急成長産業VRでのAMDのリーダーシップ

VRはテクノロジーにおける次の目玉として注目されています。AMDのVRおよびソフトウェア・マーケティング事業のグローバル・ヘッドであるSasa Marinkovicが、この新興産業におけるリーダーとしてのAMDの取り組みを語ってくれました。

現在、VRすなわちバーチャル・リアリティー産業が急成長するなか、VRの認知度が高まっており、今後ますます馴染みのある技術になると思われます。AMDは、いかにVRエコシステム全体におけるリーダーとして取り組んでいるのでしょうか?

バーチャル・リアリティーは、私たちが知っている世界を一変するものです。例えば、VRテクノロジーを使って、人々は歴史的事件が起こった場面をさまざまな観点から、歩き回り、立ち止まり、巻き戻して見ることができます。その細部は全て、徹底して調査し、再現することができます。視聴者はその場面の中の人物となり、ニュースやドキュメンタリーを肌で感じることができ、実際にその場にいるとどのように感じるかを理解できるようになります。つまり、このテクノロジーによって、他者と同じ立場での体験を通して、深い理解と共感を得ることができます。AMDの革新的なLiquidVR™テクノロジーは、VRコンテンツ制作の簡略化と最適化を実現し、VRヘッドセットとスムースに動作するよう作られたAMD独自のハードウェア機能を活用することで、多彩で臨場感の高いVR体験を可能にしています。AMDは、VR体験において、処理によるラグ、グラフィックスのコマ落ち、あるいはバーチャル世界の出来事や刺激に対する反応の鈍さをほぼ解消しつつ、超高速グラフィックス処理、高画像解像度、低レイテンシー、そして素晴らしい画質を実現しています。

AMDは、エンド・ユーザーとデベロッパー双方のためにこのテクノロジーを設計しました。VRコンテンツ制作者にこの素晴らしい機能を提供し、そしてその制作者たちがAMDのGPU、APU、およびCPU上で最高のVR体験を実現できる、臨場感の高いビジュアルの魅力的なコンテンツを制作してくれます。Radeon™ VR Ready Premium GPUを活用することで、このテクノロジーは、真に迫ったVR体験が可能となっています。

デベロッパーのコミュニティーにおいては、プログラマーが魅力的コンテンツ、互換性、および高度な使いやすさを提供できるようにしています。例えば、Crytek社のVRゲームへの初の試みであるBack to the Dinosaur Island 2は、恐竜が闊歩し、草木が生い茂り、独特な地形に満ちた、先史時代の地球を再現し、この古代の世界にプレイヤーを熱中させる、素晴らしい試みでした。

エンド・ユーザー向けには、Radeon™ VR Ready Premiumの新ロゴを発表し、パートナーが購買決定をより簡単に促せるようにしました。Radeon VR Ready Premium GPUには、Radeon™ R9 Furyシリーズ、Radeon™ R9 NanoおよびRadeon™ R9 390シリーズGPUなどがあります。

VRのグラフィックス市場におけるAMDの競合優位性とは何でしょうか?

AMDは、主に3つの優位性を有しています。それはハードウェア、ソフトウェア、そしてコンテンツ/パートナーシップです。Graphics Core Nextは、DirectX® 12向けに非同期シェーダーのサポートという、大きな優位性を持っています。非同期シェーダーは、ヘッド・マウント・ディスプレイの画像が頭の動きと同期しないときに起こる遅延を低減させます。遅延の低減がVR体験の良し悪しを決める場合があるのです。

さらに、AMDのAffinity Multi GPUテクノロジー(LiquidVRの一部)は、VRとの相性が非常に優れています。GPUが2つの構成では、1つのGPUを左右それぞれの眼に割り当てることができ、あたかも実際にVR環境にいる感覚、つまり「プレゼンス」を最大化させてくれます。

2つ目ですが、AMDはソフトウェアの公開とデベロッパーとの強力な関係の構築が価値あることだと考えています。これがAMDと競合他社とを分けています。GPUOpenは、デベロッパーが、無料で公開されている開発ツールとソフトを使用し、素晴らしい性能と真に迫る体験を実現する画期的なPCゲーム、CG画像、そしてGPU演算のアプリケーション制作を可能にするAMDのイニシアチブです。GPUopen.comで、是非この取り組みをご確認ください。

3つ目ですが、AMDはVRエコシステムの推進のためにAP通信、Crytek、General Electric、The Smithsonian、Microsoft、Rebellion等の業界大手と協力しています。現在、素晴らしいコンテンツを作り、楽しむために、Radeon™ GPUは中心的役割を果たしつつあります。

DX12、非同期シェーダー、LiquidVRの関係について詳しくお話いただけますか?

何故VRのGPUに対する要求が非常に高いかを理解するために、一歩離れて考えてみましょう。1080p(ほとんどのHDTVの解像度)でゲームを実行した場合、一般的なゲーム体験を得るには30-60fpsが必要です。VRの場合、レイテンシーの問題を最小限に抑えるには、それぞれの眼に1つですから、その倍、すなわち2x 1080p、そして最低でも90fpsが必要とされます。

DX12は、レイテンシーを最小限に抑え、デベロッパーによるAMDの非同期シェーダーや、グラフィックス・エンジン経由で出力しながら、演算エンジンで特殊効果を処理するといった、同時処理の機能の活用を可能にする、非常に効率的なAPIです。視覚効果などの複数の処理が(順番にではなく)同時ないし並行して実行される場合、レイテンシー発生の可能性は低くなります。

VRは、最近のもう1つのテクノロジー・トレンドである3Dに多くの類似点があります。どちらも特殊なハードウェアが必要で、ゲームにはヘッドセットと高性能PCが必要です。3Dは主流テクノロジーとして普及するのに骨を折りましたが、VRが同じ途を辿らないようにするには何が必要でしょうか?

最近、業界への投資の話やVRプロジェクトに数百ものデベロッパーが従事している話を頻繁に耳にします。これらの話は、単なる映画やゲームといった枠に留まりません。VRは医学、教育や設計といった分野にも広がりをみせています。幅広い分野で受け入れられていることこそ、3Dの普及の妨げとなった障害を乗り越える助けになります。

​最後に、VRに関して特に印象に残る体験といえば何ですか?

ヘッド・マウント・ディスプレイの販売業者の多く方々と、そしてゲームや教育に及ぶコンテンツ類の多くで、たくさんの素晴らしい経験をすることができました。最近では、AMDは、ライト兄弟の初飛行を詳細に見せるVR体験の制作に関してSmithsonianと意見交換をしました。AMDはまた、人間の脳の物性に対する洞察を得るために医学研究者とも会っています。周囲を見回し触れ合うことのできる、デジタルの対話型モデルで、研究は新しい方向に進み、新しい可能性を開き、私たちの世界を高めることができるのです。

脚注